「トイレからずっと水の音がするけど、大ごとになったらどうしよう…」
「業者を呼ぶほどじゃないけど、自分で直せるのかな…」
そんな不安を抱えている方もいるでしょう。
実は、トイレの“チョロチョロ水漏れ”は、ちょっとした確認と調整で自分でも対処できるケースが多いのです。
浮き球やゴムフロートなど、原因となる部品を見分けられれば、数百円程度の出費と10分ほどの作業で解決できることも少なくありません。
無駄な水道代を抑えながら、自分の手で家を守る一歩を踏み出せるのです。
この記事では、あなたが「今すぐできること」を具体的にお伝えします。
慌てずに原因を見つけ、落ち着いて対処すれば、業者に頼らなくても大丈夫です。
この記事では、トイレの水漏れに不安を感じている方に向けて、
– 水漏れのよくある原因と確認すべき部品
– 自分でできる修理の手順と注意点
– 必要な道具と費用の目安
上記について、水回り修理を得意とする筆者の知識をもとに、やさしく解説しています。
「自分でできた!」という達成感と安心感は、生活力を高めてくれます。
記事を読み進めることで、日常のトラブルに強くなれるヒントが見つかるはずです。
ぜひ参考にしてください。
Contents
トイレからチョロチョロ音…原因は何?
トイレから「チョロチョロ」と水の音がする場合、そのほとんどは軽度な水漏れが原因です。 放置すると水道代が無駄にかかるだけでなく、内部部品の劣化が進み、修理が複雑化してしまう恐れもあります。
特に賃貸住宅や年金生活のように出費を抑えたい家庭では、「いつの間にか水が流れていた…」と気づいたときには既に数千円単位のロスになっていることもあるため、早期の確認が重要です。
ここでは、よくある水漏れの原因と、どの部品をチェックすればよいか、初心者でも分かりやすく解説していきます。
よくある水漏れの原因3つとは
トイレで発生する「チョロチョロ音」の原因は、大きく3つに分類できます。 原因を特定することで、適切な対処がしやすくなります。
浮き球(ボールタップ)のズレや故障:
水位を調整する浮き球が高すぎる位置にあると、給水が止まらずに水がオーバーフローしてしまいます。この状態が続くと、タンクの中で常に水が流れ出す音がするのです。
[参照URL: https://www.suido.org/mizumore/water-does-not-stop/]
フロートバルブ(ゴムフロート)の劣化やズレ:
タンク底部にあるゴム製の弁が劣化して隙間ができると、水が便器に流れ続けてしまいます。「ゴムが溶けて手が黒くなった…」という声もあるように、経年劣化が進んでいることが多いです。
[参照URL: https://www.lixil.co.jp/support/self/toiletroom/006.htm]
レバーやチェーンの引っかかり:
流す際に使うレバーと内部のチェーンが引っかかっていると、フロートバルブが完全に閉じず、水が止まらないことがあります。これは比較的簡単に直せるパターンです。
[参照URL: https://www.mizu110119.com/column/toilet-chorochoro.html]
「部品がどれかわからない…」という不安があるかもしれませんが、次項でチェックすべき箇所を順番に解説します。
水が止まらない時にまず確認すべき部品
トイレのチョロチョロ音に気づいたら、最初に確認するべき部品は以下の3点です。
止水栓:
便器の横か下にあるネジ式の栓です。作業中の水漏れや水ハネを防ぐために、最初にここを閉めておきましょう。マイナスドライバーがあれば調整可能です。
浮き球(ボールタップ):
タンクの上部にある白や青い球体です。水位が上がると浮かんで給水を止める役割があります。水面より高すぎたり、傾いていると止水がうまくいきません。ネジで高さを調整できます。
[参照URL: https://mk-clean.com/toilet/cause/how-the-toilet-tank-works/]
フロートバルブ:
タンク底部のゴム弁で、水を流した後に閉じて水をためる役割を担います。ゴムが劣化すると隙間から水が漏れ続けるため、指で触れてゴムが溶けていないか、変形していないかをチェックしましょう。 [参照URL: https://www.lixil.co.jp/support/self/toiletroom/006.htm]
「自分で部品を外して大丈夫?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、止水栓を閉めた上で行えば水が噴き出すことはありません。
チェックを行う際は、懐中電灯とゴム手袋を用意すると作業がしやすくなります。
トイレタンクの構造をやさしく解説
トイレタンクの基本的な仕組みは、意外とシンプルです。
タンク内には、水をためるスペースと、給水を止める装置(ボールタップ)、水を流すための装置(レバーとフロートバルブ)があります。
水を流すと、フロートバルブが開き、水が便器へ流れます。
水位が下がると、ボールタップが下がり、給水が始まります。
水が一定量たまると、浮き球が上がって給水を止める仕組みです。
[参照URL: https://mk-clean.com/toilet/cause/how-the-toilet-tank-works/]
この一連の流れの中で、1箇所でも部品がうまく動かないと、水が止まらなくなったり、チョロチョロ漏れ続けたりします。
「構造が複雑そう…」と感じている方もいるかもしれませんが、動作の流れを頭に入れておくだけでも、修理時の迷いが少なくなります。
特に賃貸や年金生活で出費を抑えたい場合、簡単な仕組みと原因のつながりを理解しておくことは、安心と節約の両方に役立つでしょう。
自分でできる!水漏れ修理の基本手順
トイレのチョロチョロ水漏れは、難しそうに見えても実は自分で直せるケースが多くあります。
手順さえわかれば、特別な道具や専門知識がなくても、家庭にあるものやホームセンターで買える部品だけで対応できます。
水漏れの多くは、タンク内部の部品の位置ずれや劣化など、比較的軽度な原因によるものです。
慌てて業者を呼ぶ前に、まずは自分でできる修理手順を確認してみることで、余計な費用を抑えることができます。
ここでは、止水栓の扱い方から部品の調整・交換の判断まで、誰でも実践できる基本手順をわかりやすく解説します。
止水栓を閉めるタイミングと方法
トイレの修理を始める前には、まず「止水栓(しすいせん)」を閉めて水の流れを止めることが大前提です。
止水栓を閉めることで、作業中の誤作動や水漏れのリスクを防ぐことができます。
止水栓は、トイレタンクの側面や床近くにある金属製のつまみで、水道管とタンクをつなぐ部分に取り付けられています。
つまみがマイナスネジ型ならドライバーを使って時計回りに回すことで閉められます。
ハンドル型なら手で回しても大丈夫です。
「どれくらい閉めればいいかわからない…」という方もいるかもしれませんが、水の流れが完全に止まるまで回せば問題ありません。
止水栓を閉めた後、タンクのフタを開けて中の部品を確認する準備に入りましょう。
この工程はすべての修理作業の土台になるため、最初に必ず行うことが大切です。
ボールタップやフロートバルブの調整方法
チョロチョロとした水漏れの原因は、タンク内にある「ボールタップ」や「フロートバルブ」のずれによることがよくあります。
この2つの部品は水位をコントロールする役割があり、正しい位置にあれば水漏れは起こりません。
ボールタップは、浮き球の動きで水を出したり止めたりする仕組みになっています。
この浮き球の位置が高すぎると、水がタンクの上部からあふれて「オーバーフロー管」に流れ続ける状態になってしまいます。
ドライバーでネジを少し緩め、浮き球の位置を下げるだけで水位が適正になり、漏れが止まる場合が多いです。
[参照URL: https://www.mizu-rescue.com/column/toilet-water-leak.html]
フロートバルブは、タンク内の底にあり、便器へ水を流す弁の役割を果たしています。
このバルブがしっかり閉じないと、少しずつ水が便器に漏れ続ける原因になります。
「何度もタンクが空になる音がして気になる…」という方は、この部品のゆがみやゴミの付着を疑ってみてください。
[参照URL: https://www.qracian.co.jp/column/toilet/7063/]
どちらも簡単な調整で改善するケースが多く、道具もドライバー1本あれば十分です。
パーツ交換が必要な場合の判断ポイント
部品を調整しても水漏れが収まらない場合は、劣化による機能不全の可能性が高いため、部品交換を検討しましょう。
特にゴム製のパーツは数年で劣化することが多く、放置すると悪化します。
交換が必要かどうかの判断ポイントは以下のとおりです。
– **浮き球がしっかり固定されない**:何度調整しても元の位置に戻ってしまう場合は、アーム部分の摩耗が考えられます。
– **フロートバルブが変形・汚れている**:ゴムの弁が変形していたり、触ってボロボロと崩れるようなら交換が必要です。
– **部品を掃除しても水が止まらない**:異物がないにもかかわらず水漏れが続く場合は、部品そのものの寿命です。
交換用部品はホームセンターやネット通販で500円〜1,000円程度で購入可能です。
便器やタンクのメーカー名と型番を確認して、対応するパーツを選びましょう。
[参照URL: https://0120245990.com/column/wc/toilet-float-ball.html]
「部品選びを間違えたらどうしよう…」と不安な方もいるかもしれませんが、パッケージに「TOTO用」「INAX用」などと記載されているものを選べば安心です。
判断に迷った場合は、スマホで型番の写真を撮って店員に相談するのも一つの方法です。
正しい判断と準備で、誰でも安全に部品交換が可能になります。
修理に必要な道具と費用の目安
トイレの水漏れは、特別な工具や高価な部品を使わなくても、自宅にあるものやホームセンターで手に入る道具だけで直せるケースが多くあります。
業者に頼む前に、必要な道具や部品、かかる費用を把握しておけば、作業に対する不安も減り、「自分でやってみよう」と思えるようになります。
「道具がそろってないと無理かもしれない…」と感じている方もいるかもしれませんが、実は最低限の準備で対応できるケースが大半です。以下で、必要な道具や費用の目安を詳しく解説していきます。
自宅にある道具でできること
トイレの水漏れ修理には、特別な道具を用意しなくても、家庭にあるものだけで対応できる場合があります。
たとえば、以下のような道具が活躍します。
マイナスドライバーまたはプラスドライバー: ボールタップの位置調整や止水栓の開け閉めに使用します。どちらか一方があれば十分です。
ゴム手袋: タンク内部に手を入れるときに衛生面で安心です。使い捨てのもので構いません。
バケツまたは洗面器: 一時的に水をためておく、またはタンク内の水を抜くときに使用します。
雑巾: 作業時の水はね対策や床の拭き取りに便利です。
これらの道具がすでに自宅にある場合、追加で購入するものがなく、すぐに作業を始められるのが大きなメリットです。
「こんな簡単なもので直せるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、実際に多くの水漏れはこれらの道具で対応できます。
ホームセンターで買えるおすすめ部品
部品の劣化や破損が原因の場合は、新しい部品に交換することで解決するケースが多くあります。
ホームセンターでは、トイレ修理用の部品が数百円程度から購入できます。以下はよく使われるおすすめの部品です。
フロートバルブ(ゴムフロート): タンクの水を便器に流す弁の役割を持つ部品で、劣化により密閉性が低下すると水漏れの原因になります。価格は1,000円~3,000円程度です。 [参照URL: https://toiretumari-center.com/p_toilet/select/toilet-repair-rate/]
ボールタップ: 浮き球と連動してタンクに水を送る部品で、調整不良や劣化により水が止まらなくなることがあります。交換品は3,000円~10,000円程度で購入できます。 [参照URL: https://toiretumari-center.com/p_toilet/select/toilet-repair-rate/]
パッキン類: 接続部分の隙間を防ぐゴム素材で、経年劣化で硬くなり水漏れにつながります。価格は数百円程度です。 [参照URL: https://www.esmile-24.com/toilet/column/detail/7570/]
製品パッケージには対応するトイレメーカーが明記されているので、購入前に確認しておきましょう。可能であれば、古い部品を持参して店員に相談すると安心です。
「種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…」という方は、店員に「フロートバルブが劣化したようだ」と伝えるだけでも適切な商品を案内してもらえるでしょう。
費用相場と業者依頼時との比較
自分で修理した場合の費用は、基本的に数百円から2,000円以内で収まることがほとんどです。
一方、業者に依頼する場合は、以下のような費用がかかる可能性があります。
出張費:3,000~5,000円前後
作業料:5,000~10,000円程度(部品代別)
部品交換費:部品によっては+2,000~5,000円追加されることも
つまり、簡単な調整や部品交換で済む内容であっても、業者に依頼すると合計で1万円を超えるケースも珍しくありません。
もちろん「作業に自信がない…」「高齢なので無理はしたくない」という方は、無理に自分で行わず業者に任せる判断も大切です。
しかし、原因が浮き球の位置ずれやパッキンの劣化といった軽度な内容であれば、費用面を大幅に抑えられる自分での修理が現実的です。
不安な人も安心!安全に作業するための注意点
トイレの水漏れ修理は、正しい準備と手順を踏めば誰でも安全に行えます。特に高齢者や力の弱い方、DIYに慣れていない人でも、自分でできるポイントを押さえておけば、作業中の事故や失敗を避けられるでしょう。
水回りの作業には水の止め忘れや部品の落下など、ちょっとした不注意で余計なトラブルを招く可能性があります。だからこそ、事前の準備や動きやすい服装、道具の置き場所まで含めた「環境づくり」が安心につながります。
ここでは、安全に作業するために準備すべきことや、年齢・性別を問わず取り組みやすくするための工夫、そして万が一に備えた応急対処法について解説します。
作業前にしておくべき準備とは?
水漏れ修理を始める前に最も大切なのは、「止水栓を確実に閉めておくこと」です。これを忘れると、水が勢いよく噴き出してしまうリスクがあります。
「止水栓ってどこ?」という方もいるかもしれません。トイレの止水栓は、便器の横や下のパイプについている小さなハンドルです。これを時計回りに回すと水が止まります。
そのほかに準備すべき基本項目は以下の通りです。
– 床や周辺をビニールや古タオルで保護:
作業中に水がこぼれても床を濡らさないようにしておきましょう。
– 作業しやすい服装に着替える:
動きやすく、汚れてもいい服がおすすめです。
– 使用する道具を手の届く場所にまとめる:
ドライバー、軍手、懐中電灯などをまとめて準備しておくと安心です。
「途中で工具が見つからず慌てた…」という事態を防ぐためにも、準備はしっかり行いましょう。
高齢者や女性でも安心してできる工夫
力の弱い方やDIYに慣れていない人でも、少しの工夫で安全に修理作業ができます。
まず、無理な体勢での作業は避けましょう。便器の裏側やタンクの中を覗き込むとき、バランスを崩して転倒するリスクがあります。膝をついて作業できるように、クッションや厚手のタオルを敷くのがおすすめです。
次に、照明の確保も重要です。タンクの内部は意外と暗く、「見えにくいからやりづらい…」と感じる人も多いでしょう。片手で持てるLEDライトや、首から下げるライトがあると両手が使えて便利です。
以下は特に安心につながる工夫です。
– 滑り止め付きの手袋を使う:
部品が濡れていても滑りにくく、しっかり掴めます。
– 写真を撮っておく:
元の状態をスマホで撮影しておくと、組み立て時に迷いません。
– 操作が硬いときは無理をしない:
固くて動かないネジなどは、無理に回さず一度休んで別の方法を検討しましょう。
「やってみたいけど、力が足りないかも…」という不安を感じる方でも、ちょっとした工夫で取り組みやすくなります。
失敗しないためのポイントと応急対処法
「途中で壊してしまったらどうしよう…」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、ポイントを押さえれば失敗は防げます。
一番の注意点は、部品の取り外しや取り付けを“焦らず、ゆっくり”行うことです。強く引っ張ったり、ネジを力任せに締めすぎると破損の原因になります。
また、万が一部品が壊れてしまったときのために、応急処置の方法も知っておくと安心です。
– ゴムフロートが切れた場合:
一時的に止水栓を閉めたまま使用を控えましょう。ホームセンターで部品を購入し、交換まで待つことができます。
– 水が止まらない場合:
浮き球の高さを少し下げて様子を見ることで、水位が安定しやすくなります。
– 部品が戻せない場合:
撮影していた元の写真を確認しながら、1ステップずつ戻していきましょう。
作業に自信が持てない場合は、無理せず止水栓を閉めて専門業者に相談することも選択肢の一つです。
少しの知識と落ち着いた対応が、失敗を防ぐ最大のポイントになります。
まとめ:チョロチョロ水音、実は自分で直せます
今回は、トイレの水が止まらずチョロチョロ音に悩んでいる方に向けて、
– 水漏れの原因とその見分け方
– 自分でできる修理の手順と必要な道具
– 安全に作業するための準備と工夫
上記について、水回り修理を得意とする筆者の知見を交えながらお話してきました。
トイレの水漏れは、部品のずれや劣化による軽度なトラブルがほとんどです。
止水栓の確認と簡単な調整を行えば、専門業者を呼ばなくても自力で対応できるケースが多いというのが事実です。
「難しそう…」と感じていた方も、少しの準備と知識があれば自分で直せる可能性は十分あります。
「どこから手をつければいいのか分からなかった」という方でも、この記事を通じて手順や注意点が具体的にイメージできたのではないでしょうか。
今すぐ行動すれば、水道代の無駄も抑えられ、安心感も得られます。
これまで家計を守るために努力されてきたこと、そして暮らしを良くしようとする気持ちは本当に素晴らしいものです。
今回のようなちょっとした修理に挑戦することは、そうした日々の努力の延長線上にあるものだと筆者は考えます。
「また一つ、生活力がついた」と思える経験は、これからの暮らしに必ずプラスになります。
無理のない範囲で、自分の手でできることを少しずつ増やしていきましょう。
今こそ、チョロチョロと流れる水音を止め、ムダな出費を断ち切るタイミングです。
必要な道具と手順を揃えて、あなたの暮らしを自分の手で守っていきましょう。
応援しています。